こんにちは!こんばんは!
ちゃとらです(・ω・)/
Arduboyは名前の通りGame B〇yにとても似ているマイコンです。
ゲームプログラミングができるマイコンとしてはうってつけの代物です。
Arduboyのセットアップについて分かりやすく解説していきます!
今回扱う電子機器

Arduboyの種類 | Arduboy |
値段 | 42.00ドル(税別) (販売価格は6000円程 投稿日現在) |
生産国 | 中国 |
サイズ | 8.45 x 5.45 x 0.50 cm |
僕が購入したときは5600円ぐらいでした。しかし、現在は在庫切れのようです…
画像を見てわかる通り、大きさとしてはクレジットカードやトレーディングカードぐらいの大きさですね。
ArduboyにはArduino Leonardoと同じフラッシュメモリが搭載されています。また、画面にはSSD1306という1.3インチのOLEDが使用されていますが、やっぱり小さい感じがしますね…
ちなみに、ArduboyにはArduboy FXという最新版があります。Arduboy FXでは200以上のゲームをパソコンからロードしなくても切り替えることができます。
ですが、Arduboy FXは在庫が少なく価格も高騰しています…
Arduboyの種類 | Arduboy FX |
値段 | 54.00ドル(税別) (販売価格は8000円程だが大きな変動あり 投稿日現在) |
生産国 | 中国 |
サイズ | 8.45 x 5.45 x 0.50 cm |
使い方
Arduboyの使い方の手順は以下の通りです。
- Arduboyのボードマネージャをインストールする
- Arduboyに関連する様々なライブラリをインストールする
- プログラムを書いて実行する
インストールするライブラリが多めですが、一つ一つこなしていきましょう。
ここではArduino IDEはインストールされていることを前提として話を進めて行きます。
Arduino IDEをまだインストールしていない人は以下の記事を参考にしてください!

ボードマネージャをインストール
Arduino IDEでArduboyにプログラムを書き込むためには専用のボードマネージャをインストール必要があります。
まずは、環境設定にボードマネージャのURLを入力します。
Arduino IDEで「ファイル」→「環境設定」を選択し、「追加のボードマネージャのURL」に以下のURLを入力して保存します。
https://arduboy.github.io/board-support/package_arduboy_index.json


↓


環境設定が終わったら次はボードマネージャにて「Arduboy」をインストールします。
Arduino IDEで「ツール」→「ボード」→「ボードマネージャ」を選択し、ボードマネージャのウィンドウで「Arduboy」と検索しボードをインストールします。
枠内の右下に出てくる「インストール」ボタンをクリックすればインストールできます。


↓


ボードマネージャのインストールはこれで完了です。
ライブラリをインストール
プログラムでArduboyを制御するためには、Arduboyに関する様々なライブラリをインストールする必要があります。
以下の合計8個のライブラリをインストールします。
- Arduboy2
- ArduboyTones
- ArduboyPlaytune
- ArdBitmap
- ArdVoice
- ATMlib
- Arduboy-TinyFont
- FixedPointsArduino
Arduino IDEを開き「ツール」→「ライブラリを管理…」を選択し、ライブラリマネージャで各ライブラリ名で検索しライブラリをインストールしましょう。
枠内の右下に出てくる「インストール」ボタンをクリックすればインストールできます。
ここでは例として「Arduboy2」ライブラリをインストールする手順を紹介します。


↓


数が多いですが同じように他のライブラリもインストールしていきましょう。
ライブラリのインストールはこれで完了です。
プログラムを書いて実行
サンプルスケッチにhelloWorldのプログラムがありますが、一応自分なりにサンプルプログラミングを作成しました。ほぼ一緒ですけどね…
以下のプログラムをArduboyに書き込みます。
#include <Arduboy2.h>
Arduboy2 arduboy; // Arduboy2オブジェクトを生成
void setup()
{
arduboy.begin(); // Arduboyを初期化
arduboy.setFrameRate(60); // フレームレートを60fpsに設定
}
void loop()
{
if (!(arduboy.nextFrame())) return; // 次のフレームになるまで待機
arduboy.clear(); // 画面をクリア
arduboy.setCursor(20, 20); // 文字を表示する位置を変更
arduboy.setTextSize(1); // 文字のサイズを変更
arduboy.print("Hello World!!"); // ""内の文字をセッティング
arduboy.setCursor(20, 30); // 文字を表示する位置を変更
arduboy.setTextSize(2); // 文字のサイズを変更
arduboy.print("Arduboy!!"); // ""内の文字をセッティング
arduboy.display(); // 画面にセッティングした文字や図形などを表示
}
プログラムを作成できたら、シリアルポートとボードの設定を忘れずに行いましょう。
「ツール」→「シリアルポート」でArduboyが接続されているポート番号を選び、「ツール」→「ボード」→「arduboy-avr」で「Arduboy」を選びましょう。


↓


それぞれ設定ができたら、左上の「マイコンボードに書き込む」をクリックしてArduboyにプログラムを書き込みましょう。


こんな感じで文字が表示されればOKです。
Arduboyでは文字に加え、図形や白黒のドット絵を表示させることができます。
ちなみにArduboyのLCDは縦64px,横128pxのサイズであり、下の画像のように左上の座標が(0, 0)で右下の座標が(127, 63)となっています。


まとめ
Arduboyでレトロゲームを作成だ!
今回はここまでです。
ちゃとら(・ω・)/
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