こんにちは!こんばんは!
ちゃとらです(・ω・)/
Arduino入門者が最初に乗り越えなければならない壁がArduinoのセットアップです。
ぜひこの記事を参考にしていただけたらと思います。
Arduinoの最初の設定・使い方についてわかりやすく解説していきます!
今回扱うArduino

Arduinoの種類 | Arduino Uno R3 |
値段 | 27.60ドル (3750円程 投稿日現在) |
生産国 | イタリア |
サイズ | 8 x 5.51 x 2.49 cm |
Arduinoの中で最も一般的なArduino Unoを使用して動かしていきます。
Arduino Unoの互換機ならばこの後紹介する回路を同じように組んで動かすことが可能ですが、Arduino MicroやArduino Nanoなどの違う種類の物は、回路やボードの設定が異なるので注意が必要です。
使い方
Arduinoの使い方の手順は以下の通りです。
- Arduino IDEをインストールする
- 電子回路を組む
- Arduinoにプログラムを書き込んで動作させる
Arduino IDEのインストールは少し時間がかかりますが、全体的にはそんなに難しくはないです。
結構すんなりいくかと思います。
それでは、1つ1つ手順を説明していきますよ!
Arduino IDEをインストール
プログラミングをしてArduinoで動作させるには、Arduino IDEという統合開発環境が必要となります。
なので、公式サイトで自身のOSに合ったインストーラをダウンロードする必要があります。
僕はWindowsのパソコンしかないのでWindowsでの設定方法になってしまいますが、他のOSで設定する場合はこの後にある参考リンクを読んでください。

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無事ダウンロードが成功すればArduino IDEが開きます。
ここまでできればArduino IDEのインストールは完了です。

Windowsでの設定はこのようになります。
ついでに、行番号を表示させておくとコードが見やすくなるので、設定することをお勧めします。
「ファイル」→「環境設定」と選択し、環境設定のウィンドウが開いたら「行番号を表示する」にチェックを入れて「OK」しましょう。

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他のOSで設定する方法は以下のリンクを参考にしてください。
電子回路を組む
回路を組まなくてもArduinoに搭載されているLEDなどを光らることができますが、それだと物足りないし何より実践的ではありません。
なので、簡単なLEDの回路を組んで動かしてみます。

抵抗付きのLEDならば抵抗は必要ないですが、抵抗無しのLEDなら330Ω~1kΩぐらいの抵抗を組み込めばOKです。
LEDの向きに注意で、抵抗→アノード(長い足)→カソード(短い足)→GNDの向きで組み込みましょう。
Arduinoにプログラムを書き込み
今回はLEDを点滅させるLチカをやってみました。Arduinoの入門としては王道中の王道です。
以下のプログラムをArduinoに書き込みます。
// Arduinoが動作したときに一度だけ実行される処理
void setup()
{
// デジタルピンの1を出力として設定
pinMode(1, OUTPUT);
}
// 何度も実行される処理
void loop()
{
// 1番ピンの電圧を5Vにして0.5秒待つ
digitalWrite(1, HIGH);
delay(500);
// 1番ピンの電圧を0Vにして0.5秒待つ
digitalWrite(1, LOW);
delay(500);
}
保存場所を意識しなくてもプログラムを動かすことができますが、Arduino専用のファイルを作った方が管理しやすいかと思います。
プログラムの作成ができたら、ArduinoとパソコンをUSB接続してコードを書き込んでいきます。
Arduino IDEにてシリアルポートの設定をします。「ツール」→「シリアルポート」でArduinoが接続されているものを選びましょう。

シリアルポートの設定が終わったらArduinoにプログラムを書き込んで動作確認をしてみましょう。


LEDが0.5秒ごとに点滅をしていれば成功です!
こんな感じでArduinoに電子回路を組んで様々なことができます。
電子回路組んでプログラミングをしたけどこんだけなの⁉
もっとすごいの期待してたのに…
これはこれで大きな一歩ですよ。
まとめ
Arduinoを始める大きな一歩を踏み出しましょう!
今回はここまでです。
ちゃとら(・ω・)/