こんにちは!こんばんは!
ちゃとらです(・ω・)/
M5StackはMicroPythonやUIFlowで動作させることができますが、ここではArduino IDEで動作させる方法について紹介します。
ちょっと面倒かも?しれませんが、参考になったらいいなと思います。
M5Stackのセットアップ(Arduino IDE)について分かりやすく解説していきます!
今回扱うM5Stack
M5Stackの種類 | M5Stack FIRE(V2.6) |
値段 | 49.90ドル(税別) (販売価格は7700円程 更新日現在) |
生産国 | 中国 |
サイズ | 5.4 x 5.4 x 3.05 cm |
僕は8000円ぐらいでM5Stack FIREを通販で購入しました。
コンパクトでデザインも良く、加速度センサやジャイロセンサなどが搭載されていて、Wi-Fi接続やBluetooth通販も可能です。
ただし、温度センサやカメラなどの周辺機器を使うには別売りの専用のユニットが必要となるので注意です。
使い方
M5Stackの使い方の手順は以下の通りです。
- USBシリアルドライバをインストールする
- M5Stackのボードマネージャをインストールする
- 「M5Stack」ライブラリをインストールする
- プログラムを書いて実行する
ちょっと手間がかかりますが、一度やればOKなので諦めずにやっていきましょう。
ここではArduino IDEはインストールされていることを前提として話を進めて行きます。
Arduino IDEをまだインストールしていない人は以下の記事を参考にしてください!

USBドライバをインストール
今回扱うM5Stack(V2.6)はシリアル変換モジュールがCH9102Fなので、対応したUSBドライバをインストールしなければなりません。
他のM5StackでもV2.6だったらこれから紹介するUSBドライバをインストール必要があります。
以下のリンクにアクセスしてOSごとに対応するドライバをダウンロードしましょう。
https://docs.m5stack.com/en/download(M5Stack公式サイト)


Windouwsだったら「CH9102_VCP_SER_Windows」、Macだったら「CH9102_VCP_SER_MacOS」をダウンロードすればOKです。
ダウンロードできたらexeファイルを実行してドライバをインストールしましょう!
シリアルドライバのインストールはこれで完成ですが、一応確認しておきましょう。
M5StackとパソコンをUSB接続したら、スタートボタンを右クリック→「デバイスマネージャー」を選択し、デバイスマネージャーのウィンドウで「ポート(COMとLTP)」をクリックしてポート番号を確認します。


M5Stackのポートに先程インストールしたCH9102ドライバが使用されていればOKです。
詳細な設定を知りたい人は以下のリンクを参考にしてください。
https://mag.switch-science.com/2021/11/01/m5stack-v2-6-changes/(スイッチサイエンスマガジン)
ボードマネージャをインストール
Arduino IDEでM5Stackにプログラムを書き込むためには専用のボードマネージャをインストール必要があります。
まずは、環境設定にボードマネージャのURLを入力します。
Arduino IDEで「ファイル」→「環境設定」を選択し、「追加のボードマネージャのURL」に以下のURLを入力して保存します。
https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json


↓


環境設定が終わったら次はボードマネージャにて「esp32」をインストールします。
Arduino IDEで「ツール」→「ボード」→「ボードマネージャ」を選択し、ボードマネージャのウィンドウで「esp32」と検索しボードをインストールします。


↓


ボードマネージャのインストールはこれで完了です。
ライブラリをインストール
プログラムで様々な操作をM5Stackで行うためには、「M5Stack」ライブラリをインストールが必須となります。
Arduino IDEを開き「ツール」→「ライブラリを管理…」を選択し、ライブラリマネージャで「M5Stack」と検索しライブラリをインストールしましょう。
枠内の右下に出てくる「インストール」ボタンをクリックすればインストールできます。


そのままインストールできればいいのですが、場合よっては以下の警告メッセージが出る可能性があります。


「インストール」ボタンでインストールできれば問題ないのですが、文が長すぎてボタンがででこない場合は、リストにあるライブラリを2~3個程インストールしましょう。
ちなみに、ZIPファイルをダウンロードしてインストールする方法でもOKです。


ライブラリのインストールはこれで完了です。
プログラムを書いて実行
サンプルスケッチのプログラムでも十分なのですが、少しオリジナリティを出したいので簡単なプログラムを作ってみました!
以下のプログラムをM5Stackに書き込みます。
#include <M5Stack.h>
void setup()
{
M5.begin(); // M5Stackオブジェクトを初期化
M5.Lcd.setCursor(40, 60); // 文字を表示する位置を変更
M5.Lcd.setTextSize(3); // 文字のサイズを変更
M5.Lcd.print("Hello World!!"); // ""内の文字を表示
M5.Lcd.setCursor(40, 90); // 文字を表示する位置を変更
M5.Lcd.setTextSize(4); // 文字のサイズを変更
M5.Lcd.print("M5Stack!!"); // ""内の文字を変更
}
void loop()
{
}
プログラムを作成できたら、シリアルポートとボードの設定を忘れずに行いましょう。
「ツール」→「シリアルポート」でM5Stackが接続されているポート番号を選び、「ツール」→「ボード」→「M5Stack Arduino」で「M5Stack-Core-ESP32」を選びましょう。


↓


それぞれ設定ができたら、左上の「マイコンボードに書き込む」をクリックしてM5Stackにプログラムを書き込みましょう。


こんな感じで表示されればOKです。
文字だけではなく他にも図形やセンサの値、画像なども表示させることが可能です!
まとめ
M5Stack使ってみると楽しいよ!
今回はここまでです。
ちゃとら(・ω・)/
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